環境部からの報告

 

 

1)玉川学園地区のコミュニティーの確立を

住みよい環境を作るには、無数の課題のあることが、この4年間で分かってきました。

そして、これらの課題を解決していくには、コミュニティーを作ることが必須であるということも分かってきました。コミュニティーとは、一定の地域内で、互いに共同体として住んでいるという意識を共有している集団とでも言うのでしょうか。今まで、日本にはコミュニティーがありました。お互いが肩を寄せ合い、一歩下がって、互いを認め合うというコミュニティーです。現在も、田舎に行くとこのようなコミュニティーが残っています。

しかし、経済が発展して都市化が進んできた結果、様々な地域からやってきた人たちによって作られてきた住宅地、すなわち玉川学園地区のような地域では、このようなコミュニティーを作る基盤がありません。どの様な形で日本の都市の住宅地のコミュニティーを作っていけばよいのか、私には分かりませんが、今住んでいる地域にふさわしいコミュニティーを、試行錯誤しながら、作っていく必要があることは確かです。

この試行錯誤の根底に、従来の日本のコミュニティーの原理とは正反対の、「人は、それぞれ、顔が違う様に、それぞれ、考え方が異なる」というような原則を取り込んでいく必要があるのではと考えているところです。

 

2)野鳥の環境

玉川学園地区の方々は、木々を非常に大切にしている方々が多いようで、それに対応して種々の野鳥を見ることができます。

我が家では、ヒエ・粟、ヒマワリの種、トウモロコシの実、残飯やリンゴのきざんだ皮などの4種類の餌を、それぞれ、置く場所を分けて、おやつとしてやっています(主食としてやると野鳥ではなくなりますので)。

現在、メジロ、シジュウカラ、スズメ、シロハラ、ツグミ、ヒヨドリ、ムクドリ、キジバト、そして外来種のワカケホンセイインコなどが毎日来ています。

これらの野鳥は、それぞれに魅力的で、例えば、メジロは人が近くにいても無視して餌を食べるので、きれいな羽の色をまじかで見ることができます。

しかし、最も魅力的なのはスズメです。多いときには30羽近くが群れでやってきます。昔から米を食べるために害鳥として人にいじめられ続けていたためだと思いますが、人に対してとても謙虚なのが素晴らしいのです。また、集団で木から地面に降りるときは、沢山の落ち葉がひらひらと落ちるよう、見事に降りてきます。

しかし、ヤマガラ、カワラヒワ、シメ、コゲラ、ウグイスなどが来なくなり、着実に野鳥が住みにくくなってきている現実に直面して、玉川学園地区の将来に、そして人類の将来に深い懸念を抱いているところです。

 

環境部長 徳力 幹彦

 

写真:玉川学園の桜     撮影:江藏紀一  NORi DESIGN

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