駅北口の大ケヤキ伐採追悼記

 
 
玉川学園前駅北口の大ケヤキは、8月24日(月)の午前中から伐採が開始され、翌週にかけて根も撤去され、地面はアスファルトに変わってしまいました。

この大ケヤキは,以前に市役所から伐採するとの提案が来た時、6千名もの反対署名が集まったとのこと、伐採は放棄されました。私が環境部長をしていた時に、再度、幹の腐敗が進んでおり倒木の危険があるので伐採するとの提案が来て検討会が開かれましたが、多くの会員は反対でした。しかし、町田市つくし野では桜の木が倒れて怪我人が出たとのこともあり、町田市役所が腐敗の進んでいる2本の大枝を伐採して再生に努める案には賛成してくれました。1本の太い幹から出ていた大枝2本が伐採され、細い枝1本だけが残った姿は実に痛々しかったのですが、懸命に生きようとしているのだと感じ、心打たれるものがありました。

再生に努めてくれていた市役所が、去年の6月、ケヤキの状態がおかしいと気がついたとのこと、次の春に芽が出なければ伐採以外に方法はないとのことでしたので、今年の春は大ケヤキを観察し続けましたが、芽は出てきませんでした。

現在、皆さんの思い入れの深い大ケヤキの幹と根は市役所が保管してくれています。これらを今後に残す良い案があれば、玉川学園町内会事務所に連絡していただけますか。皆さんから頂いた案に基づいて町内会環境部で検討してみたいと思っていますので。

– 環境部長 徳力幹彦 –

投稿:@広報部