この町おさんぽコラム25号”アオダイショウ”

 
 子どものころ、うちの庭には一匹のアオダイショウが住んでいました。
家族で巣穴の入口にお酒を置いて崇めたり、かと思えば、メジロの卵を丸のみしているのを叱ったりなどして交流をしていました。でももうここ20年は見かけていません。

 アオダイショウは目がまんまるで、かわいらしい顔をしています。性格も穏やか。背中をそっとなでると、うれしそうな顔こそしませんが、怒ることもありません。姿が少し似ているシマヘビは、目がつり上がっていて性格も荒々しいので注意が必要です。

 数年前、芹ヶ谷公園を散歩していると、茂みからがさごそと白いアオダイショウが現れました。このように色素をもたずに生まれてくるもの(アルビノ)がごくたまにおり、日本では古来から「白へび」と呼ばれ「神の使い」とされてきました。地元でお目にかかれるなんて、とてもラッキーでした。

– 文・画 村山尚子 –

投稿:@広報部