「近隣の支え合い」の取り組みの一つとして、「災害時の安否確認」を心がけている第六地区(東玉川学園地区)では、町五小での防災訓練(9月8日)に引き続き9月22日(日)、居住地域である成瀬台小学校での「防災避難訓練」にも参加しました。

午前7時、「駿河湾を震源とするマグニチュード7クラスの地震が発生」の想定のもとつつじが丘支部、東急台支部の中、あらかじめ指定された二つの班で「白いタオル出し」の訓練が実施されました。

わが身、我が家の安全を確認したら、門口に白いタオルを出して「無事」を知らせる…近隣の人は、タオルの出ていない家に行って安否を確認・倒れた家具の下敷きになっていたり、動けない人がいたら、皆で救出対応をする…これが、「安否確認」の取組みです。

この日の朝、それぞれの班10~12軒の家々の門口に「白いタオル」が掲げられました。

家族間の話し合いが十分でなく、タオル出しの遅れた家もありましたが、この機会に意識の徹底が進み、また「もっと見やすい処に」「大きめの目立つものを出すように心がけましょう」と確認し合うことが出来ました。

「なぜ白いタオルが?」…夜間の大きな地震だと停電で街路灯も消え暗闇になり、夜目にもわかる白っぽいもの、タオルなら常に風呂場にあり、咄睦の場合でも探さずに用意できる、等の理由によるものです。

成瀬台小での防災避難訓練には、50名が参加。独自の取組みとして、車いすを使って要援護者を避難所まで送り届ける避難訓練、プールの水を使った濾水器体験などまじえAEDによる救命訓練、消火器訓練、起震車体験、避難所施設についての学習等々、防災実践に取り組んだ一日でした。

六地区長 斎藤記

 

写真:白いタオルで安否確認しているようす    撮影:広報部(江藏)