採集日 2013年10月10日(木)晴れ 午前11時~12時 

駅に近い方から「タマパーク玉川学園第2駐輪場」「タマパーク玉川学園第1駐輪場」が並び、珈琲屋さんと豆腐屋さんの次に「P&P玉川学園駅前駐輪場」がある。第1と第2は同じ会社が運営し、駅から一番遠い駐輪場は別会社が運営している。

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 自転車調べにあたって。

玉川学園の駅近くには南口にも線路沿いに駐輪場があったが、「玉ちゃんバス南ルート」実施にむけて早々に廃止され、それに伴い北口に三か所の駐輪場が作られた。

この街は線路をはさんで、南側も北側もほとんどの道が急な坂と階段が多い。にもかかわらず自転車が多いなー、と感じていた。きっと電動自転車が多いに違いない、というのがこの調査の動機である。

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 実は私は自転車に乗れない(車は運転できる)。それゆえ自転車についての知識がほとんど無い。

電動自転車」と「電動アシスト自転車」の違いも知らなかった。

カゴ(バスケット)つきの自転車を「ママチャリ」と呼んだら、チェックマン氏(タイトル画、右隅の男性)から「ママチャリの定義って何ですか?」と問われ、答えられなかった。

以下はウィキペディアからの引用である。<電動アシスト自転車は電動機(モーター)により人力を補助する自転車。搭乗者がペダルをこがなければ走行しない>。そうか・・・では電動自転車は?知識欲旺盛な読者はどうぞご自分で探求してみてください。

というわけで、駐輪場でマンガ家とせっせと数え上げ、分類した結果がご覧の表である。

 自転車調べ第一統計表01 自転車調べ第二統計表02

 

 

 

●駐輪稼働率(小数点以下四捨五入)
第1 209台中41台、稼働率20%。
第2 209台中58台、稼働率28%。

時間帯により稼働率はかなり異なると思う。では何故我々は平日の昼食前の時間を調査時間に選んだのか?通勤通学以外に自転車を使用するのは幼児のいるお母さんではないか?と推測したからである。

●子ども椅子の有無とパーセンテージ。
第1 41台中 4台、10%
第2 51台中15台、29%

●自転車用カゴ(バスケット)の有無とパーセンテージ。
第1 41台中37台 90%(子ども椅子との併用もふくむ)
第2 58台中48台 83%(     同上      )

●自転車のみ(カゴも子ども椅子もなし)
第1 41台中3台  7%
第2 58第中9台 16%

 

三つ目の駐輪場と電動アシスト自転車その他については次回に掲載。

自転車調べをしてみたら、通り過ぎるだけでは気付かなかったことが色々と分かり、面白かった。(乞うご期待)

 

 

文・塩澤珠江 マンガ・湯村泰子

 

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