さくらに寄せて ーさくらと緑のプロジェクトー

年輪を数えること86本、幹幅70㎝の立派な「染井吉野」が、2丁目紅葉ヶ丘の道端にありました。 花芽はしっかりつけていましたが、根元の腐朽が進み、樹頭の落枝や傾きがある幹は自重に耐えられない懸念があって伐採されました。

 

幸せの記憶、未来への夢、命ながらえた喜びを寄せる人が、この桜にもあったかもしれません。 せっかくのサクラが廃棄物ではもったいないと、幼稚園や児童館で木工材として使ってもらうことになり少し嬉しいことです。 桜の町のサクラをどうしたいのか、向かいの丘に桜が点在する風景をこれからも造れるようにと思います。

        ーさくらと緑のプロジェクトー