防犯勉強会が開催されました -防犯防災部-

 11月13日(火)18:30から、さくらんぼホールにて防犯勉強会が開催され37名の方が参加しました。


 今回のテーマは「特殊詐欺に騙されない!」。年々増加する特殊詐欺被害に立ち向かう為に、町田警察署生活安全課と町田市市民生活安全課から講師を招き、特殊詐欺の手口と被害状況や対処方法を学びました。講話の中では複数の詐欺事例が映像(劇と解説)を用いて説明されていて、分かり易い内容でした。
 また、地域の安全と安心を守る玉川学園駐在所、玉林台駐在所、南大谷駐在所の警察官にも参加していただき、地域の状況をお話ししていただきました。
 更に高校生や大学生などの若い人がアルバイト感覚で「受け子」をやらされ泥沼にはまっていく事例などが紹介され、騙す側にも「被害者」がいる実態が明らかになりました。
 町田市は都内で最も被害が多い地域で、特に玉川学園の被害が目立っています。町田市の今年の特殊詐欺被害は既に昨年の被害件数を+20件、被害額では+4000万円(カード手交型の被害を含む)と超えています。カード手交型とはお宅を訪問しクレジットカードやキャッシュカードなどを騙し取る手口のことで、特殊詐欺犯は親切で且つ丁寧さを装い言葉巧みに騙します。オレオレ詐欺も引き続き多発しています。還付金詐欺はオレオレ詐欺以上に騙されやすく、巧みに無人ATMに誘導し携帯電話を通してATM操作に不慣れな方にATMを操作させお金を騙し取ります。架空請求は法務省や裁判所などをかたる葉書や封書が送られてきて訴訟という脅し文句で巧みにお金を騙し取ります。特殊詐欺に騙されない方法はその手口を知ることと、一人で対処するのではなく行動する前に家族や友人に相談することです。更に効果的な方法として詐欺対策機能が付いた電話に替えたり、留守録モードに設定したりする方法が紹介されました。
 ここで学んだことを活かし、特殊詐欺に騙されないという決意を新たにした勉強会でした。

-防犯防災部-