緊急特集 その1:特殊詐欺に遭わない対策 -防犯防災部-

 町田市の特殊詐欺被害は発生件数、被害金額ともに2017年度に続き今年度も全国市町村でワースト1位となる模様です。現在(2月)発生件数は対前年度比で32件増で152件、被害額は2億3千万円ほどになっています。なかでも玉川学園地区は市中でもワースト1位となっています。
 特殊詐欺は年々、その手口が巧妙化し、様々な形態が生まれています。例えば、オレオレ詐欺、還付金詐欺、融資保証金等詐欺、キャッシュカード交付型詐欺、更に、アポ電強盗という凶悪犯罪まで発生しています。これらの被害に遭わないようにするためには、下記の対策が推奨されています。

  1. 留守番電話の活用:
     詐欺グループは、架空のトラブルや時間切れが迫っていることなどを告げ、被害者に不安感や切迫感を与えます。そのストレスから被害者の多くは深く考えることが出来なくなり、詐欺グループに騙されてしまいます。一方、詐欺グループは音声などの証拠が残ることを極端に嫌います。留守番電話に設定することで、犯罪抑止になります。過去の事例では留守番電話に犯人のメッセージが残されていたことは無いとのことです。仮にメッセージが残されていたとしても、留守録再生時では比較的落ち着いた対応が取れます。
  2. 迷惑電話対策機能を備えた電話や既存の電話に取り付ける防犯用機器の活用:
     詐欺や迷惑電話の対策に有効なものとして、迷惑電話対策機能を備えた電話が市販されています。また、既存の電話に簡単に接続できる防犯用機器もあります。これらの機器は先方に録音されることを告げる機能があり、犯罪抑止になります。もちろん録音機能が付いています。迷惑電話対策機能を備えた電話では、さらに幾つかの機能があり、詳細は下記のホームページを参照してください。

www.bohan.or.jp/suishou/denwa.html ←ここをクリックするとホームページが表示されます。

 これらの機器に頼ると同時に、詐欺の手口を知ることも大切です。玉川学園町内会では毎年、防犯勉強会を開催しています。町田市でも同様な取り組みを行っています。町田市広報にも特殊詐欺に関する特集記事が掲載されます。ご活用ください。

出典:警視庁のホームページ及び2019年2月25日の町田市防犯リーダー講習会から

-防犯防災部-