市政懇談会が開催されます

 玉川学園・南大谷地域を対象にした市政懇談会が10月24日(木)14:00〜16:00玉川学園さくらんぼホールにて開催されます。地域の方ならどなたでも参加できます。

 市政懇談会は、玉川学園・南大谷地区町内会・自治会があらかじめ地域の要望事項を提出し、その中から町田市役所が選択して、主として市長が回答するという形で行われます。
 提出されている地域の要望事項は、下記の通りです。

1.地域の要望事項(玉川学園町内会)
1) 防犯防災に取り組むまちづくりについて
(1) 玉川学園地域の災害時医療体制について
 玉川学園地域の大半は、災害拠点病院・災害拠点連携病院・震災時医療拠点から半径2kmのエリアに入っていません。町田第五小学校は、広域災害時には対応しない準救護連絡所に指定されており、「玉川学園は首都直下地震などの広域災害時には医療の空白地域になる」と、地域住民から不安の声が上がっています。町田第五小学校を震災時医療拠点に指定すべきではないか? 更に、震災時の感染症対策や在宅医療対策として、地域の内科系クリニックを幾つか開業できる体制も必要ではないか? 市の見解をお伺いしたい。
(2) 避難施設の防災倉庫収納品について
 避難施設の防災倉庫に避難施設の衛生状態の維持や感染症拡散防止に必要な石鹸や消毒液、体温計などの物資が備蓄されていません。更に、二次避難施設への移送が町田市の計画からなくなったので、避難施設で要介護者の対応を行うことになります。そこで、防災倉庫の収納品の見直しについて、市の見解をお伺いしたい。
(3) 玉川学園地域の避難施設について
 玉川学園地域は人口密集地であるにもかかわらず避難施設は町田第五小学校のみです。大災害時には3千人を超える避難者が町田第五小学校に避難してくると予想されています。これは町田第五小学校の収容者数をはるかに超えております。この状態に対応するために、例えば、三井住友海上火災(株)玉川研修所などを避難施設として使えるように見直しを図る必要があります。この見直しについて、市の見解をお伺いしたい。

2)玉川学園地域の「空き家」への対処方法について
 最近、玉川学園地域においても、高齢化が進むとともに「空き家」が増えてきており、住民の方がその対処法について悩んでいます。町田市役所は、この「空き家」問題について今後どのように対処されようとしているのかをお聞きしたい。

2.地域の要望事項(第一住宅自治会)
1) 市民の文化活動のための場所を増やすための計画について
 町田市は43万人の人口を抱える都市であるが、市民の文化・芸術活動の発表・公開や練習・活動の場が少ないと感じている。横浜市では、各区・各地域に地区センターがあり、市民が日常の芸術活動を行っていると聞いている。市民のそうした活動の場を提供することを目指した中長期計画はないのか伺いたい。

2) 大規模災害時の避難施設の運営について
 大規模災害が発生した際に、近隣住民の避難施設として市立第五小学校が指定されているが、どのように開設・運用されるのかについての情報が乏しい。いつ開設され、どのように受け入れてもらえるのかなど、詳細が分からないので、会員に具体的な説明ができず、自治会としての行動指針も決められない。

3.地域の要望事項(南大谷地区)
1) 南大谷地域の交通環境整備
(1) 南大谷交差点から成瀬三ツ又に至る道路については、毎回のように問うてきたが、それだけ地元住民としては大きな問題である。1年間の進捗も踏まえて、敢えて重ねて伺いたい。また、都市計画道路(町3・4・34号線)の建設は、予定に沿って進んでいるのか、進捗状況もお聞かせください。
(2)「土砂災害防止法」に基づき、東京都が調査指定した「土砂災害警戒区域」には、南大谷地域の学童が通学路として使用する道路が含まれています。「土砂災害警戒区域」に指定された、町田市が管轄する道路の安全対策の計画はどのようになっていますか?

-玉川学園・南大谷地区町内会自治会連合会-