白いタオル出し運動・防災訓練を行いました -第二地区-

  9月29日(日)、晴れ。第地区では、M7以上の多摩直下型地震を想定して、安否確認を目的にした「白いタオル出し運動」を実施しました。また「こども広場」に設置されている防災倉庫を開けて、埃の溜まった棚をふき、普段触る機会がない備品を実際に組み立てる訓練も行いました。

 午前7時半に各支部のパトロールコースを拍子木を叩いて廻り、訓練発災を知らせ、タオルや布出しを促しました。タオル出しを確認できたお宅は167戸でした。会員数では42%、非会員を含めると30%弱でした。7割近い支部もあり、今年で2回目ですが比較的良い結果となりました。発災時には道路状況の悪化、崖崩れ、火災、断水、停電、継続する余震、人手不足の平日、暗闇での活動、安否不詳者など対応することが多くあり、近隣の皆さんとその対応について話し合っていきます。

 防災倉庫の収納品を全て運び出し、棚や床を清掃しました。電池切れや医薬品の使えないものを処分し、いつでも使用できるようにしました。用途ごとに道具の棚位置を決め、箱の中身が一目で分るように表示し、必要なものはビニールにくるみました。また、リヤカー、担架、箱のままであった簡易トイレを組立てる訓練をしました。地域のより多くの人に防災倉庫と一時避難ができる広場の価値を理解してもらう、このような活動をこれからも続けてまいります。

-第二地区-