玉川学園コミュニティバス推進委員会からのお知らせ

 玉川学園コミュニティバス(玉ちゃんバス)は、2005年3月の北ルート試験運行開始から東ルート(2007年3月)、南ルート(2016年2月)と順調にルートを広げ、住民の皆さまの通勤通学や通院、お買い物などの足としてお使いいただいております。しかし、ここに来て新型コロナ感染症の影響により初めての大きな危機を迎えています。

◎コロナの影響が玉ちゃんバスにも及んでいます

 コロナ禍により旅行者が激減し航空会社や新幹線が苦しみ、在宅勤務(テレワーク)による通勤者の減少によりJRや私鉄が苦しんでいます。同じ様に玉ちゃんバスも在宅勤務者の増加により乗客が大幅に減少しております。

◎玉ちゃんバス乗客数は33%減少しています

 コロナの影響が大きく出てきた2020年度(2020/4~2021/3)は、コロナの影響が出始めた2019年度(2019/4~2020/3)と比べて33%も乗客数が減っており、一部のルートは運行継続が危ぶまれるほどに減っています。具体的な乗客数は、3ルート合計で2019年度の66万人に対して2020年度は44万人でした。因みに、コロナの影響のない2018年度は68万人でした。

◎玉ちゃんバスの収益は大きな赤字に転落しました

 乗客数の激減は収益の悪化につながり、2019年度は小幅な赤字(運行収支では黒字)に、2020年度は大きな赤字(運行収支でも赤字)となりました。安定した乗客数を維持して“コミュニティバスの優等生”と言われてきた玉ちゃんバスは、今後の回復が見込みにくい状況の中で、赤字のままでの運行維持は出来ないことから運行体制の大きな見直しを迫られています。

 運行体制見直し策については、次回お知らせ致します。