地域コミュニティの紹介「玉川学園西寿会」ーコミュニティ部ー

 玉川学園西寿会(せいじゅかい)は高齢者の健康、福祉の増進、会員相互の友愛活動を通じ、コミュニケーションの深化を図ることを目的に昭和39年から活動を始めています。

 9月9日の活動日に、輪投げをされている様子を見学し、リーダーの会長はじめ参加者の方にもインタビューをさせていただきました。会員は30名、スタッフ8名で、現在はコミュニティセンターで第2、第4金曜日、2時間活動しています。活動内容はピアノ演奏に合わせての合唱、ハーモニカ演奏、輪投げ、ボッチャ、健康や環境についての勉強会、詩吟、食事会、町田市老人クラブ連合会での輪投げ大会に参加、作品展に出品など。

 当日は9月に誕生日を迎える方達へのプレゼントの贈呈と会長からの連絡事項のお話が終わると、70歳~95歳まで13名の方が輪投げの競技に打ち込んでいました。国際輪投げ協会公式輪投げ用具から決められた距離に、投輪ラインがあります。そのラインの前に片手で9個のリングを持ち、凜とした表情で立ちます。ある方はリングを投げるスピードは90歳代とは思えないほど早く、目標を定めて投げるフォームにも力強さを感じました。仲間が得点を挙げると拍手があり、皆様やる気満々です!!

 インタビューでは参加者の方に毎日どんな風にお過ごしですかと質問すると、毎日決められた時間に起き、ラジオ体操、ゆっくりと起きられる方も自分の決めたノルマのストレッチを毎朝こなし、お庭仕事(草むしりはお手のもの!)、ご夫婦でお散歩、ワンチャンのお散歩、木彫り、カラオケ 、折り紙、縫い物など様々な趣味をお持ちでした。

 リーダーの方達は明るい笑顔で一緒に楽しみ、この会に参加される方の若さの秘訣は前向きに楽しむ心、人との繋がり、そして共に笑顔になれることだと思いました。

-コミュニティ部-