昔あそびのコツを教えて -広報部取材-

 秋の子どもまつりで玉川学園町内会の「昔あそび」のブースに行ってきました。
大人も子どももみんなで楽しめるのが昔あそびの良さだと感じました。それぞれのコツを今日の達人に聞いてみました。

 お正月に皆さんでチャレンジしてみませんか。

◎ベーゴマ
 結び目2つを中心の上下に置いてから、
 まず縦にしっかり巻き付ける。
 そして渦巻き状に紐を巻いていく。
 台の布は雨かっぱを使うと音が出て面白いとか。

◎けん玉
 ひざの屈伸を使って身体全体でリズムを作り、
 玉を持ち上げて大皿に乗せる。
 けん玉の剣先に玉を入れるには、
 玉と紐を垂直にし玉を回して一旦静止させ、
 逆回転を始めたところで上にまっすぐ引き上げる。

◎コマ
 芯が太いものを大山コマという。
 コマ回しの極意は紐の縛り方にあり。
 投げ方はスナップを利かせて紐が伸びたら
 すぐに引き付ける。遠心力を使う。
 さらにスゴ技は、投げたコマを手のひらで回す。

 
◎竹馬
 まずは竹馬を支えてもらって乗る。前傾になる。
 足の下駄の部分が左右にぶれないように、
 竹の先をまっすぐにしっかり握ることが大事。
◎将棋
 まずは駒の進め方を覚えよう。
 そして自分に合った型を覚えること。

◎おはじき
 同じ色を当てるという遊び方で。
 狙いやすいものを選び、おはじきの間に指で
 線を引く動作をしてから指ではじく。
 指パンチの加減が重要。

◎あやとり
 みんなで教え合って楽しめる。
 ひとりでも大勢でもできるよ。
 手先の器用さと集中力と記憶力が
 養えるすぐれものの遊び。
 あやとりでマジックもできる。

◎羽子板
 羽をつくのは、絵の描いていない裏側で。
 向かい合って羽を付き合う「追羽根遊び」と
 ひとりで羽を上につく「揚羽根遊び」がある。
 「邪気をはね(羽根)除ける」厄除けの願いと
 無病息災の意味がある。

-広報部取材-