防災用品を試してみました ー第七地区ー

 晴天に恵まれた10月1日土曜日の午前中、支部の委員と自主防災隊員合わせて15名で防災お試し企画を行いました。七丁目児童公園での様子をお伝えします。

 まずはじめにリヤカーを組み立て、テーブルをすんなり設置。次は、砂場がすっぽり収まる大きさのテントと簡易トイレ用テントの組立てです。なんと、大きいテントが思い描いた形になりません。天井の中心になる棒と四隅の柱の使い方をあれこれ考えどうにか完成。

 そして投光器を点灯するため発電機の作動にトライ。2回程思いっきり紐を引くと無事にモーターが動き始めました。アレッ? なぜかすぐに止まる。ガスボンベをセットした部分のフタも開いてしまう…。「オイルが入っていないんじゃないの?」などと全員で試行錯誤する中、やっと説明書を確認することに。始めから読めば良かったと反省しつつ正常運転まで漕ぎ着け、明るい陽射しのもと投光器の明るさも確認できました。

 この2年間はコロナ禍の活動制限もあって、せっかく購入した防災用品を試すことができず新品のまま防災倉庫に眠っていた物が、この日ようやく日の目を見ることとなったのです。というわけで一部は箱の開封からの組立て開始となりました。

 災害が起きた時、箱からの取り出しにもたつき、発電機が作動できず暗いまま、テントの屋根が低いままなんてことにならないよう、自主防災隊主導で支部の委員が毎年試しておくことが必要だと強く思いました。

 さて、お試しを終え「今日やっておいて良かった」の声が聞こえる中で撤収作業です。最後まで苦労したのがトイレ用のワンタッチテントを元通りにぺちゃんこにする作業でした。

-第七地区-