会長 田代 敏行

今年度より玉川学園町内会会長を拝命いたしました田代と申します。

過去4年間、副会長兼総務部長を勤めてまいりました。この経験を活かし安心安全な街づくりを目指し尽力してまいります。

新型コロナウイルス感染症も昨年5月に第5類に移行し1年が経過しました。世の中もようやく落ち着きを取り戻し、町内会活動も日常の活動ができるようになってきました。以下、先期2023年度の町内会活動の主な実績と、それを踏まえた形での今期2024年度の活動指針等を要約しました。

  1. 町内会ではかねてより「防災に強い街づくり」を目指し、各地域の防災倉庫の増設と優先順位を考えつつ必要な備品整備を実行してきております。今期も更なるその整備を進めると同時に、防犯防災活動を通じ隣近所が「顔の見える関係」を構築したいと考えます。
  2. 町内会活動の情報伝達を速やかに行うべく昨年6月に、「玉川学園町内会公式ライン」の運用を開始し1年が経過しました。友達登録数も750名を超え広く皆様に支持されております。今期も更なる友達登録の拡大を目指しますが、皆様に必要な情報を速やかに伝達し地域の情報発信基地として有効に機能するべく努力してまいります。将来は回覧などの負担軽減に繋げていきたい思いがあります。
  3. いくつかの地域団体と共同で運営する地域交通の実証実験「さくら号」の運行を昨年6月より開始いたしました。7丁目の一部と8丁目を中心とした運行ですが、利用者の皆様には大変好評を得ております。当初は1年の計画で進めてきましたが、利用者の強いニーズに答えもう1年延長することといたしました。今後も急速に進む高齢化社会の中、地域交通の在り方を模索していきます。
  4. また先期は長年の懸案でもあった「認可地縁団体」の登録を果たしました。法人格の取得により「認可地縁団体玉川学園町内会」として社会的地位が大幅に向上したことをご報告いたします。

町内会では、地域の多くの団体の方々と力を合わせながら、「安全で」「安心な」そして「この街に住んでいてよかった」「この街に住み続けたい」と思われるような街となるよう活動してまいりますので、会員の皆様の御協力を賜りたく宜しくお願い申し上げます。

副会長 伊藤 宏

 前期に引き続き今期も副会長の役を務めることになりました第五地区の伊藤です。

 この玉川学園には、2000年に義母の介護の為に家内と引っ越してきたのですが、はや、四半世紀が経とうとしています。

 前期は、初めての副会長で戸惑いも多かったのですが、役員の皆さまに支えられ、少しずつ課題の共有ができるようになりました。

 近年の町内会は、高齢化に伴う町内会員数の減少(退会)、役員の為り手不足、情報伝達の不備、或は地区による活動の違い等の課題がありますが、町内会の長年の方針と活動の基である「人にやさしい安心して住むことのできる明るいまちづくり」、「だれもが歩いて豊かな景観を楽しめるまち」を目指し、本来の町内会のあるべき姿を改めて問い直しながら、楽しく集える町内会になるよう心掛けたいと思います。

 尚、今期も経理部長を兼務いたすことになりました。

 どうぞよろしくお願いいたします。

副会長 古河 博

 前年度に引き続き今年度も副会長を務めることになりました。2022年度、23年度は副会長に加えてコミュニティ部部長を兼任しましたが、今年度は部長職を譲りましたのでコミュニティ部に限らず幅広く地域の為にお役に立てるよう努めてまいります。この玉川学園地区が気持ちよく安心して住むことができる街であり、皆さまに愛してもらえる活気ある地区になるよう、これまでの経験を生かしてコミュニティ作りを更に推し進めたいと思います。

 なお、この地域には町内会の他にも多くの団体が街の活性化のために活動しています。それらのグループとも更に協力・連携して住みよく楽しいまちづくりを目指してまいります。

副会長 渕 純男

 この度、立候補致しました第三地区在住の渕です。どうぞよろしくお願いいたします。

 町内会も8地区45支部と拡大し、日々驚くことばかりです。私は約70年前、この地の開拓者である小原国芳先生の元に入学しました。「最後の人生は君が奉仕しなさい!」と、今でも池の正門に明記されている玉川教育のモットーがあります。『人生の最も苦しい、いやな、辛い、損な場面を真っ先に微笑みを以って担当せよ!』という天の恩師、久々の声が脳裏に響き渡りました。私の人生で忘れられない出来事は2004年の中越地震に遭遇し、教鞭をとっていた被災学生たちと共に『生活と自治』をテーマに『自分たちに今何ができるか?』を追い続けた支援活動です。そして、走り回っても不十分で遅すぎる政策対応を、必ずや起きうるこの地の防災の一助になればと気負っております。

 私を押し出して下さった多くの推薦者と住民の方々の代弁者として、分かりやすいガラス張りの町内会スタッフとして働く所存です。

 また、『きんじょの本棚』3丁目店主で、いつも原チャリで走っています。何かありましたら、声をかけて下さい。