玉川学園地域は、文化的で生活の中に恵まれた緑と魅力的な起伏を生かした街並みがつくられてきました。
道沿いの生垣や花壇、背丈の低い石垣や門扉などの原風景を敷地造成の仕方や建物に活かすように提言していく。
(1) 景観形成の育成
町田市都市づくりマスタープランや条例に基づく「景観計画」の活用を図り、住民の参加や行政と協働し支援を受ける。
「私が好きな暮らしの風景」をテーマに風景の美しさや日常の暮らしを記録し街の魅力を継承する。
(2) 桜などの樹木の保全と管理
道路の並木などの管理に係わる市との協議や所有者への支援をする。
巨木化せず寿命の長い樹種の選択や植栽場所を確保する。
「さくらの散歩路」の再生を推進する。
「桜の町」にしたいと玉川学園の創業者小原圀芳が苗木を配布したサクラは290本ほどあり日本花の会が主催する「第11回全国桜シンポジュウム」(1992年)の会場にもなりました。その後枯死や巨木化や宅地開発などで伐採され現在70本ほどまでに減少しています。(東玉川学園の桜並木は160本ほど1998年に植栽されました)