【防災】2025年度 「防災体験学習 in 横浜市民防災センター」報告

7月21日(月) 猛暑の中、かつ3連休最終日にもかかわらず、子供さんを含む29名の方々が「防災体験学習in横浜市民防災センター」に参加されました。大変ありがとうございました。

訪問した「神奈川県総合防災センター」は

神奈川県内各地で大規模な災害が発生した際の救援活動拠点として、各種防災資機材や物資を備蓄するとともに、応急活動要員の集結、物資の受け入れ、搬送車両の集結拠点となります。

今回は、例年と内容を変えて「避難所で役立つグッズ作り」と「災害時要援護者体験」の2つを学習しました。

最初に実施した「避難所で役立つグッズ作り」では、身近にある新聞紙や段ボール片を活用し、避難所で役立つ「防災スリッパ」を作成しました。また、新聞紙は、体に巻き付けたり、羽織ったりすることで、体温維持にも役立つことを学びました。

その次は、「災害時要援護者体験」です。

これは、2人一組となり、1人はヘッドホン、サングラス、ひざ・ひじサポーターや重りを着用して身体の動きや機能が制限された状態となり、もう1人がその方を支援しながら数十mを移動するものです。移動コースの途中には、段差や障害物があり、支援者は要援護者に対して、それらの位置や方向を案内します。このようにして、災害時に要援護者を支援する際の注意点を学びました。

参加者からは、『横浜市民防災センター独自の体験コースで良かった。』『今回、参加できなかった方々に向けて、地元玉川学園地域でも「災害時要援護者体験」を企画してほしい。』とのコメントがありました。