【首都直下地震による玉川学園・東玉川学園地域の町・丁目別の被害想定】
《火災発生棟数とは》
地震火災により出火する棟数で、初期消火に失敗すると延焼火災になります。
尚、倒壊した家屋からの出火は、初期消火が困難で延焼火災に拡大します。
玉川学園・東玉川学園地区は木造家屋が密集している地域が点在しています。更に、道路幅も狭く、多くの家屋が傾斜地に建てられています。大地震が発生した場合、消防による消火活動が困難な地域となっています。従って、1棟からの出火で大規模な延焼火災(大火)になりやすい地域です。自主防災隊と市民による延焼防止の消火活動が行えるように平時からの備えが成否を分けることになります(消火訓練と可搬型消防ポンプやスタンドパイプなどの消火資機材の配備)。
《総合危険度順位とは》
都内の市街化区域の 5,192 町丁目について、危険量の大きい町丁目から順位付けを行ったものです。順位の数値が小さくなるほど、地震による危険性の度合いが高くなることを示します。