あのとき役立った私の知恵 No.1
阪神・淡路大震災後に西宮市が行った市民の意識調査を見てみると避難生活において一番困ったのは水の確保であり、とりわけ生活用水(トイレの水、洗濯水など)が確保できずに困ったと答えた人が、多数を占めました。
被災者の多くは、水が十分に使えないことによって洗濯や風呂が制限され不衛生な環境に置かれました。水不足により苦労した避難生活の様子を伝える体験談があります。
- 農業用水を使って洗濯をした
- 水道が止まりプールの水も消火活動に使い果たした結果、避難所のトイレ清掃が出来なかったのがつらかった
- 雨水を貯め、使用したのを覚えている など
そのような避難生活をする中で、いくらかでも改善しようとして生まれた「あのとき役立った私の知恵」を数回に分けて連載します。
「あのとき役立った私の知恵」は東京臨海広域防災公園・そなエリア東京に掲示されています。町内会のホームページと町内会だよりに掲載することを許可してくださった東京臨海広域防災公園・そなエリア東京に感謝いたします。
2019年7月30日に投稿@広報部