【防災】2024年度(第1回)「防災体験学習(立川防災館)」報告
7月28日(日)猛暑にもかかわらず、子供さんを含む30名の方々に防災体験学習(立川防災館)にご参加いただき大変ありがとうございました。
救出救助、消火訓練、煙体験の3つを2班に分かれて体験学習しました。
最初に、インストラクターから平成7年1月の阪神・淡路大震災では、地震によって倒壊した建物から救出され生き延びることができた人の約8 割が、家族や近所の住民等(「自助」・「共助」)によって救出され、消防、警察及び自衛隊(「公助」)によって救出された人は、約2割であったと説明がありました。
発災初期に救助活動や消火活動が実施された背景には、「今、そこにある命を救うために」「自分たちのまちは自分たちで守る」という意識を持って、地域の人々が協力し合って災害に立ち向かった結果だそうです。私たちのまちでも、その意識を醸成するために、防災体験学習や防災訓練を重ねて、「顔の見える関係」が必要です。
なぜなら、訓練でできないことは、実際の災害では絶対にできないからです。
また、「自分の身は自分で守る」ために、スーパーマーケット、ショッピングモール、デパートに行ったら、たまに緑色の「避難誘導標識」「非常口標識」を気にしてみませんか。