大島桜、普賢象桜 伐採後  -第二地区-

残された枝で目いっぱいの花をつけてくれました

2丁目はちまき道路の歩道にある普賢象と大島桜が、腐朽で伐採と告知されてから、永くこの桜に親しんできた近隣の皆さんが声を挙げて残されることになりました。しかしこれでもかと言わんばかりに強勢剪定された姿は、主幹を落とされて美しい樹形とは程遠いものになりました。

ところが、けなげにもこの桜たちが、残された枝に目いっぱいの花をつけてくれました。若葉と白い花びらのオオシマザクラ、淡い紅色の塊のような花を付けたフゲンゾウ、命あるものを残せてあげて良かったと思いました。

それはあたかも、ひと抱え3メートルもある大筒のような一輪挿しの花瓶に、桜が一枝さされているようにも見えました。桜とともにある暮らしをどうしたらできるか考えるきっかけになりました。