ウォーキングパトロールと炊き出し訓練の報告 ―第二地区―

10月19日、地区内ウォーキングと炊き出し訓練を実施しました。参加人数は24名で自主防災隊員以外からも多くの方々が参加しました。

第一部のウォーキングは地区内の災害協力協定井戸、消火栓、防火水槽、街頭消火器などの防災関連施設・設備巡りをテーマにし、急坂2本を含むコースでした。行程が長く1時間位のウォーキングになりましたが、全員無事にゴールのこども広場に戻ってきて、第二部の炊き出し訓練に参加しました。

防災関連施設は防災マップで目にはしているものの実物を確認するのは初めての方が多く、良い学習体験になったと思われます。次のウォーキングは12月20日(金)の年末パトロールで、防火と防犯をテーマに行います。

第二部の炊き出し訓練は町田市から配付された備蓄非常用保存食のアルファ化米・水・ビスケットを用いてトマトリゾットとご近所さんから寄付された野菜でスープを作りました。ウォーキングパトロールをしている間に自主防災隊のメンバー数名とお手伝いの方が子ども広場で事前に準備をして煮込み始めました。21リットル用の大鍋とそれに対応する安全なカセットコンロを使用し、50人分のリゾットを作りましたが、大鍋での調理は初めてなので火力と水の量が難しく、焦げ始めたので早くできあがるよう、中鍋に分けて調理しました。野菜スープの味付けはコンソメスープの素、食塩、コショウでしたが、細かく切ったゴボウがいいおダシになりました。お子様のためには、味つけはコショウを使わずに食塩だけにしたほうが良いということもわかりました。調理後は木陰でみんな輪になっていただきました。今回、東京ガスさんの応援でポリ袋を用いたお湯ポチャ簡単レシピ麻姿高野豆腐のレクチャーもあり、災害が起きてしまった時でも好きなレトルト食品でお料理のバリエーション広げてみることも大切だと教えていただきました。

初めての炊き出し訓練でしたが、今回の経験を次回の訓練にも活かしていきたいと思います。