第四地区自主防災隊 路上スタンドパイプ訓練(実施報告)
10月26日(土)午前中、第四地区・玉林台の道路上で30名以上が参加してスタンドパイプの訓練を行いました。
各支部からの参加者は4班に分かれ、消防署員の丁寧な指導を受けて消火栓蓋の開閉、スタンドパイプ設置、ホースの接続、放水の実技を行い、交通整理では無線機での通信テストを行うなど充実した訓練となりました。
9時20分 町五小黄色門前に集合、消防到着前に事前配備
松澤自主防災隊長から配布資料と無線機の説明を受けました。さらに、「今朝、大地震が発生した。各支部は近隣の被災状況を確認しながら声を掛け合って一時集合場所に参集した。玉林台で火災が発生し消火器での消火活動を始めている、併せて、スタンドパイプの使用が必要である」との想定が説明され訓練が始まりました。
第四地区のスタンドパイプは、町五小プール横の格納庫と地区防災倉庫にあり、今回は小学校横のものを使用しました。参加者はスタンドパイプ格納庫に移動し、機材を取り出し訓練地点に搬送、その途中で街頭消火器の設置場所を確認しました。
10時 消防署員からの説明を受け訓練開始
消防署員5名が到着し、全体での機材の取扱いと注意事項の説明を受け、各班に分かれて交替で操作、交通整理、見学 を行いました。
スタンドパイプは消火栓に差込みホースと管槍(かんそう=筒先)を結合して使います。主な注意点は
- 一人では操作できないので、必ず三人以上でしっかりと声を掛け合って行うこと
- 消火栓の蓋は非常に重いので開閉時の姿勢や足の位置に注意
- 消火栓のホールへの操作者や持ち物の落下に注意
- 各部品が水圧で外れると非常に危険なので確実に結合していることを確認
- 周辺の安全確認
などです。
11時15分 訓練終了
自主防災隊堀田副隊長が「訓練は繰り返し行うことが重要。地区自主防災隊では今後、消火器での初期消火やAED(自動体外式除細動器)の訓練も予定している。重ねての参加をお願いします。長時間の訓練に参加いただきありがとうございました。お疲れさまでした。」と終了宣言し、滞りなく訓練が終了しました。
昨年に比べ充実した点としては
- 事前登録者以外にも参加者が増加した
- ホース2本連結で実践度が増した
- 道路閉鎖エリアが広域だったが無線を円滑に使用した
- 消防の緊急出動や道路工事があったが無難にクリアできた
- 全6支部から参加があった
などがあげられます。
(文責:T / 写真:N)