清掃工場と最終処分場見学会の報告
2月22日、37名(3名の環境部員を含め)の参加者と共に、早春のやや冷たい風と青空の下、町田の里山と西多摩の丘陵を訪れ資源循環の学びを得る有意義な集いでした。
日常ではあまり気に掛けないゴミ処理が、如何に多くの人の労力と技術によって支えられ都市生活を続けられているか、認識を新たにした良い機会でした。町田バイオエネルギーセンターは首都圏初のメタン発酵都市ゴミ処理施設として、その処理設備が整然と並び、正に世界に誇れる施設で、処理工程で発生する熱回収技術、そのエネルギーでの発電、鉄やアルミを主体とする金属類分別作業等、資源のリサイクルは目を見張る技術でした。
二ツ塚処理場(エコセメント事業)は町田市を含む多摩地域25市一町で処理され発生した焼却灰の再生利用による循環型社会づくり、谷戸沢処分場では埋立て終了後の環境保全管理の結果、多くの美しい自然環境が戻り貴重な生物との共存が可能なことに驚きました。
3R(Reduce ,Reuse, Recycle)理念を非常に説得力のあるアピールで、市民のゴミ処理に対する積極的な参画意識が求められる内容でした。
-環境部-