たま坂ことの葉

  皆さんは「点字」に気付くことはありますか? 案外身近なところに「点字」はあります。また、小説や教科書、自治体の広報紙なども広く点字化されています。

「点字」とは、視覚障がい者のための文字のことで、一般の文字を点字になおすことを「点訳」といいます。

点字はタテ3点、ヨコ2点の6つの点の組み合わせからなる文字です。すべて横書きで、点の凸面を左から右へ一字ずつ指先で触れて読み進めます。

点字には漢字がありません。つまり点訳とは、漢字仮名まじり文を「点字の仮名文字」に置き換えることなのです。そして、原文をできるだけ忠実に点訳するためのルールや表現方法があり、調べものや勉強が欠かせません。

私は点訳ボランティアをしていますが、もともと点字に特別関心があったわけではありません。点字図書を見たこともなく、どうやって点で字を表しているのか考えたこともありませんでした。還暦目前になり“仕事に替わるなにか”を探していた頃、スーパーで『点訳ボランティア養成講座』のチラシが目に止まったのが「点訳」との出会いです。講習を終え、昨年度から町田市点訳赤十字奉仕団の一員となり活動しています。

養成講座では点字器と点筆で点を打って点字を書きますが、ボランティアの仕事は6つのキーのみで点字を入力するパソコン点訳で行っています。

点訳ボランティアへの一歩を踏み出してみませんか? 2023年4月開始の養成講座を予定しています。 お待ちしています。