こども記者クラブ
ぼくは、防災のことや、ひなんの仕方など、いつも学校で先生から教わっているので、よく知っていると思っていました。しかし、防災会議を開いて話し合いをしてみると、家の中や公園で遊んでいる時など、学校以外にいる時も、いろいろなきけんがあることが分かりました。家の外では、電柱がたおれて来たり、ブロックべいがくずれてきたり、予想ができないことがたくさんあります。家族がいっしょにいない時は、自分でじょうきょうをはんだんし、行動することが命を守ることにつながると知りました。災害伝言ダイヤルも使ったことがないので、使い方が分かりません。このように、家族で話し合ってみると、初めて分かったことがたくさんありました。
防災会議を開いてみて分かったことは、ルールを決めておくのが大切だということと、他人が命を守ってくれるわけではなく、自分で行動しなければならないということです。ぼくは自分ではんだんする力をつけたいです。
ペンネーム:K(4年生)
自宅で防災訓練をしました。朝、玄関に白いタオルを出しました。これは周りに安全無事を知らせる確認のためです。町内会の防災アンケートがあったので家族で確認しながら記入しました。東京防災という黄色い本も読みました。本には知らないこと、やること、準備しなくてはいけないことがいっぱい書いてありました。その中の家族でやろう防災アクションを見て防災リストを作りました。
私が特に必要だと思ったのはお水、カップラーメン、カセットコンロです。買い出しリストも作りました。家のストックを確認してお水とカップラーメンが特に足りないと思ったのでリストに二重丸を付けました。お菓子も入れました。お菓子があると元気が出るので必要です。私はチョコレートが好きなので、お気に入りのチョコとあめを追加しました。いつくるかわかりませんが、災害時に必要な物を買って安心して備えたいと思いました。
ペンネーム:カワセミ(6年生)
私は今まで「防災」というものにあまり興味がなかった。災害なんて起こるわけないと勝手に思い込んでいたし、小学生の頃から同じことを言われているので特別に注意を払わなくなっていた。しかし、自宅で行った防災会議でその考え方は大きく変わった。
驚いたのは、登下校中に災害が起こった時の行動だ。私は電車で通学しているが、緊急停止した際にまずは自分の身を守ること、そして駅員の方にも相談しながら、知らない場所を歩き回るよりは駅に留まる方が安全そうなこと。上から降ってくるものから身を守るには、リュックはもちろん冬だったらコートやジャケットでも良い。公衆電話の安否確認ダイヤルは知っているが、使い方はよく知らない。これらは全て自分の生活でいつか起こりうることなのに、想像が及ばなかった。
日々の話し合いなど大変で面倒だが、全てが想定内という訳ではない。だからこそ自分の頭で考えて判断できるようにしていきたい。
ペンネーム:S(中学1年生)