玉林台・新玉林台(一部) 二支部で災害発生時安否確認訓練を試行 -第四地区-

 2月17日、地区自主防災隊と玉林台、新玉林台一班での「災害発生時安否確認訓練(白いタオル出し訓練)」を「試行」として行いました。

 訓練の通知チラシを一週間前に配布(玉林台区域、新玉林台一班区域の70世帯)し「震災時に家具の転倒や下敷き等で救助が必要になることがあります。発災後迅速な救助・救命活動につなげるための訓練です。」と呼びかけました。各世帯では9時30分までに白か薄色のタオルを道路から見える玄関や門扉に出し、支部役員・自主防災隊員5名で9時45分から確認に回り、35世帯でのタオル掲出を確認しました。回覧やポスター掲示などせずにチラシのみでの訓練通知でしたが、「50%の参加」という成果が得られました。

 この訓練の目的は ①防災意識の啓発 ②自主防災活動・行動の確認 ③良好・円満な地域コミュニティ醸成 です。訓練を積み重ねることで防災意識は高揚します。また、自主防災隊としては不十分な点が、訓練の都度見えてきます。今回は、目視による掲出確認と地区会・防災会議への報告のみを行い、未掲出の世帯への声掛け(安否確認)や、参加者の一時集合場所への参集も行いませんでした。

 今回の「略式」安否確認訓練では行わなかったことをどうしていくか、第四地区全体での防災の取り組みにするにはどのような工夫が必要か、実際の災害発生時に「安否確認」が円滑にできるような地域としてのコミュニティづくりという、今後に継承する課題を抽出できたので「試行は成功」といえるでしょう。

-第四地区-