第6回みんなの防災フェアの報告 -第六地区-

10月29日(日)、朝方まで降っていた雨も上がり、こすもす会館で第6回みんなの防災フェアが開かれ、子どもを含む31名が参加しました。

 訓練用水栓ボックスを使ったスタンドパイプの操作体験と放水で的(まと)を倒す個人競技では、参加者の手慣れたスタンドパイプの操作で消防署員も「よく訓練されています」とほめていました。
 訓練用の水消火器を使った初期消火コンテストでは、ほとんどの方が、「火事だ!」を叫び消火器を火元近くに持っていき安全ピンを抜き、ホースの先端を持って火元に向け、レバーを握り、火元に見立てた的(パイロン)に向かって放水する一連の動作を正確にこなしていました。
 室内では、10人ほどが一つのチームとなり、AED心肺蘇生コンテスト(チーム対抗戦)が行われました。人集めの呼びかけ、現場の安全確認、対象者の状態確認、119番通報の依頼、AEDの手配、心臓マッサージ(胸骨圧迫)の正確さ、リレーによる継続、AEDの操作などが採点対象です。各チーム10分以上の試技です。心臓マッサージは1分ほど行うと息が上がってしまうほどの作業です。リレーで繋げていく大切さを、身をもって体験したようです。2分ごとにくるAEDからの音声指示に対応しながら、ひたすら、心臓マッサージを交替で行っていました。

-第六地区-