街のちいさな音楽祭 -文化部-

 3月23日『街のちいさな音楽祭』が開かれました。朝からみぞれ交じりの小雨で、お客様の出足を心配しましたが。観客数76名、出演者37名、協力者20名、会場は満席状態になりました。

 はじめの曲はサン=サーンスの組曲「動物の謝肉祭」から「白鳥」です。みなもを想わせるピアノの音色に、白鳥の姿とチェロの音色が重なります。会場のみなさんは瞬く間にこの音の世界に引き込まれました。
 次の曲は躍動感あふれるチェロの難曲ダーヴィト・ポッパーの「ハンガリー狂詩曲」です。ピアノの導入部に続き高度なテクニックを連発するチェロの演奏を間近に見た皆さんは圧倒されたようです。
 続くピアノ独奏はショパンの曲を2曲、前の演奏の余韻が残る力強い演奏でした。続いて、フルートとスクオーラ・デッラ・ムジカ東京による演奏とチェロとスクオーラ・デッラ・ムジカ東京による演奏でバロック期の巨匠J.S.バッハとアントニオ・ヴィヴァルディの作品を楽しみました。
 休憩の後は町田第五小学校を練習拠点にしている『ら・ぽルとジュニアコア』の子供たちの素晴らしい合唱にアンコールの拍手で大変盛り上がりました。
 最後に玉川音頭の歌詞と振り付けの指導を受けた後に、全員で楽しく歌い踊りました。
 音楽祭に協力していただいた演奏家や団体は、チェロ:田上茉里花さん、ピアノ:前田明子さん、フルート:新谷しのぶさん、スクオーラ・デッラ・ムジカ東京の皆さん、ら・ぽルとジュニアコアの皆さん、玉川音頭を復活させる会の皆さん、Sweet Daysの皆さんです。心を込めて演奏していただいた方々や準備・進行に協力していただいた方々の多大なご協力により成功裡に終わる事が出来ました。皆様に心より感謝申し上げます。有難うございました。

-文化部-