第1回防災体験学習の報告 -防犯防災部-

11月12日(日)、立川防災館にて今年度1回目の防災体験学習が開催され、子どもを含めて28名が参加しました。今回は、2つのグループに分かれてVR防災体験と救出救助体験、消火体験の各コーナーを巡る体験でした。

 VR防災体験では、震度7の地震と台所火災の現場を再現しています。VRの映像と音と座席の振動によって、その場にいるかのように感じられ、地震や火災の怖さを体験しました。
 救出救助体験では、倒壊家屋に人が閉じ込められている舞台セットを使って、救出体験ができます。説明員から、「救出活動において一番大切なことは、自身の安全を優先すること」、「次に、周りの人々に声かけして協力を求めること」だと説明があり、日頃からのご近所付き合いの大切さを改めて認識しました。
 消火体験では、スクリーンに投影された火災を水消火器を使い消火する体験です。「火事だ!」の声の音量と、消火の際の姿勢が記録され採点される仕組みです。「火事だ!」の大きな声には、火災を知らせると共に応援を求める意味があります。更に、煙に巻き込まれないように、背を屈めて消火器を操作しなければなりません。

「背を低くして放水!」消火体験

 今回は貸し切りバスを利用し、添乗員さんから東日本大震災の体験談を聞く事もでき、たいへん有意義な半日となりました。
 2回目の防災体験学習は、3月10日(日)に予定しています。参加を希望される方は、地区自主防災隊または地区長を通じて申し込んでください。家族、友人同士でも参加できます。

-防犯防災部-