9月27日(日)午前9時より、町田第五小学校において玉川学園地区合同総合防災訓練が開催されました。

玉川学園町内会各地区と第一住宅自治会、興人自治会、桜ヶ丘自治会の皆様、総勢362名の方が参加されました。

ご支援頂いた町田消防署、町田消防団第一分団第五部、玉川学園駐在所、玉林台駐在所、町田第五小学校の皆様に厚く御礼申し上げます。

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開会式の後、参加者は4つのグループに分かれ訓練しました。

第1訓練は「はしご車搭乗」と「スタンドパイプ操作訓練」です。はしご車は今年度新たに導入された最新の車両で、はしご最上段のカゴ内で放水操作が出来るという優れモノです。しかも今年は校庭内に入ることが出来、参加者は迫力あるはしごの上昇を眼の前で見ることが出来ました。搭乗するとその高さにカゴの手すりを思わず握りしめてしまいます。「スタンドパイプ」は消防署員の指導の元、道路上の消火栓に接続して放水しました。

第2訓練は「AED・心肺蘇生」です。消防署員の丁寧な説明があり多くの方が体験出来ました。

第3訓練は「消火器訓練」「煙体験と通報訓練」です。「消火器訓練」は第1地区在住の現職消防士の福田さんのキビキビとした指導の元、皆さんとても上手に消火器を扱っていました。「煙体験・通報訓練」では何も見えない恐怖と慌ててしまうとなんでもない通報の難しさを体験出来ました。

第4訓練は「炊出し見学」と体育館内で「図上説明」「防災倉庫備蓄品」「家庭内備蓄品(水と食料7日分)」展示を見ました。この地域の強味と弱味を知り、普段からの準備の重要性を確認しました。

最後は全員参加の「バケツリレー」です。ここで、はしご車からの記念撮影をしました。皆さんカメラに向かって手を振ったりポーズを取ったり、上手く撮影出来たでしょうか?バケツリレーは全員が2組に分かれ約70m位をリレーします。子供たちも真剣に参加しました。

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グループ別の訓練の後、消防団による救出・放水訓練の実演がありました。サイレンと共に消防団が出動。倒壊した家屋内から逃げ遅れた人(ダミー人形)を救出し、各自治会の自衛消防隊の方が担架で無事搬送しました。次に火災の起きた家屋の中から大きな女性の声が聞こえ、必死に窓から救いを求めて手を振っています。消防団の機敏な活動で無事救出することが出来ました。続いて放水開始、何種類もの放水を状況に合わせて使い分けます。女性のナレーションが分かりやすく解説してくれました。大迫力で見学している方から大きな拍手が沸き起こりました。

約2時間の訓練が無事終了、閉会式が行われ「炊出しご飯」と防災グッズの「簡易トイレ」を受け取って解散しました。

当地区では、9月6日(日)に南大谷小学校で総参加者557名、玉川学園町内会第8地区からの参加者71名の訓練と、9月20日(日)には成瀬台小学校で総参加者527名、玉川学園町内会第6地区からの参加者42名の訓練も併せて行われています。

9月に東京都から「東京防災」という小冊子が各家庭に配布されました。とても良く出来ていますので、参考にして下さい。災害に備えて家庭内での話合いや備蓄品の準備をお願いします。

 

 

―防犯防災部―

 

 

写真:総合防災訓練のようす     提供:広報部

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