環境施設見学勉強会に行ってきました ―環境部ー

7月31日(火)東京都環境公社(城南島 スーパーエコタウン埋立地)、キリンビール横浜工場、(有)大興資源へ施設見学勉強会に行ってきました。

環境委員としての今後の活動の為、また夏休みを利用してお子様の参加もあり、一日でたくさんのことを学ぶことができました。

<環境部施設見学会に参加しての感想文>

見学をして思ったことは、雨の日には、なるべく布資源物を出さないことです。なぜなら、回収後全て、乾かさないといけないからです。

アルミ缶を圧縮したものは約12万円で売れるなんて知らなかった。学校でもゴミのことをやったけれど詳しいことは知らなかったので色々なことを知ることができてよかったです。(小学生Sさん)


僕はゴミの出前授業で学んだことのほかに、実際に分別している所などを見ることができてよかったです。今までしっかり分別できていなかった物もこれからは分別し、作業してくれている人達の手間や負担を減らす努力をして、友達や家族に分別のことをしっかり伝えようと思いました。(小学生Sさん)


最初の東京都環境公社では、ゴミの埋め立てに関することを学びました。

行く前までは、埋め立て地はただ海に作った仕切りに細かくしたり燃やしたりしたゴミを入れるものだと思っていました。しかし実際は違っており、海面まで土や石のみで埋め立てて水を抜き、それから高さ30mまでゴミをのせていくものでした。臭いが発生しないように頻繁に土をかぶせたり、火災が発生しないようにゴミから発生するメタンガスをパイプで抜いたり、ゴミ層にしみ込んだ汚れた雨水を海に流さず、排水処理場できれいにして下水道に放流したり様々な取り組みがなされていました。

次に行ったキリンビール工場ではビールのおいしさの秘密を学んだりしました。

最後の大興資源では、回収された資源がどのように売られるのかその工程を学びました。つぶされたブロックを「商品」とよんでいたのも印象的で、アルミ缶のブロックも高級ものだそうです。その「商品」に他のものが混ざっていると価格が下がるのですべて手作業で選別しているのには驚きました。

中でも驚いたことは雨の日に回収した古布が濡れている場合、すべて手作業でひとつひとつハンガーにかけて乾かしてからブロックしていることでした。

少しでも働いている人を楽にするために分別やゴミのルールは守らなければいけないものだと改めて実感しました。(高校生Mさん)


町から集められたリサイクル資源は分別され、それぞれ1mぐらいのキューブ状に押し固められいくつも積み上がつていました。

中でもカンはキラキラしていてきれいでした。こんなにたくさん集まるのがすごいと思いました。洋服がぬれてしまうと施設内で乾かさなければいけないと知り家に帰ったら気を付けようと思いました。(中一Sさん)


最近家の段ボールのゴミ出しを手伝うようになった。紙ひもを使うように言われているが、今回ビニールひもなどが入ると資源として品質が悪くなるからわざわざ回収する人が外しているということが分かった。

「自分だけなら」という気持ちが無駄な作業を増やしてしまう。紙ひもを配布する活動もあるので進んで利用するべきだと思った。より多くの人に利用してもらうため呼びかけも大切だと思うので、ぼくも周りの人に話をして「リサイクルの輪」を広げていこうと思った。(中一 Mさん)


ゴミの埋め立て地はぜんぜんゴミが埋まっているような気がしなかった。

木やヒマワリが生えていてすごいと思った。

発酵麦汁のキリン1番搾りと2番搾りでは全然、色が違った。1番は色も味も濃くて、2番は色も味も1番より薄かった。また行きたいと思いました。(小五 Sさん)

キリンビールの麦芽とホップ比べてみよう⁉

     

 スーパーエコタウン埋立地・「限りある埋立空間 大切に」

 ―環境部ー