地区防災訓練が実施されました -地区自主防災隊-

今年(2020年)の地区防災訓練は町田市防災課の防災訓練ガイドライン(コロナ対策)に沿って実施されました。

【第一地区】
 11月21日(土)午後1時30分から玉園台児童遊園で第一地区の防災訓練がおこなわれました。前日までのポカポカ陽気から打って変わり、北風が強い寒い日でしたが、第一地区各支部の役員とお子さんを含む町内会員、合わせて40名以上の人が参加しました。
 訓練では、ブルーシートを使ったテントを張り、簡易担架の作り方、もやい結び・巻結びの練習をした後、町田市消防署員4名の指導の下、町内会所有の消火栓(会員の手作り)を使ってスタンドパイプの操作方法、AEDと心肺蘇生の訓練を行いました。この訓練では小学生の男の子が一生懸命にマネキンを相手に心臓マッサージに取り組んでいました。子供の頃から興味を持って参加してくれるのは喜ばしい事です。


 最後に防災食(アルファ米のリゾット、ビスケットを使ったお汁粉)を試食して公園内に広げたゴザやシートを片付け2時30分過ぎに終了しました。

【第二地区】
 11月29日こども広場防災倉庫前で実習訓練を行いました。
 実習訓練は2つのグループに分けて行いました。
  [グループA] 午前10時~12時
   主に消防班・救出救護班のメンバー
   実施内容:スタンドパイプの操作(模擬水栓ボックスを活用)、リヤカーの組立、ジャッキの操作
  [グループB] 午後1時~3時
   主に情報班・避難誘導班・給食給水班のメンバー
   実施内容:中型テントの組立・簡易トイレの組立・発電機の操作
 どの実習も実際にやってみることで、いざという時にチームワークを発揮させられることになります。寒い中、中型テントの組立に四苦八苦したことで、一体感を生み出すことができました。

【第三地区】
 11月7日に3丁目児童公園にて、防災訓練の一環として防災倉庫にあるものを会員の方々に見てもらう防災イベントを行いました。
 テントを張り、災害時のトイレの設置、発電機の運転などを実演しました。倉庫から出し、組み立てたり使用したりすることで、使い方を学ぶとともに不足している品などの確認もできました。
 同時に、災害時に役立つ品々を展示しました。それぞれ、品名・値段・購入場所等を書いたカードを作成し、興味を持った品のカードを持ち帰ってもらい、購入を思い立った時に役立ててもらうようにしました。 


 また、災害時に役立つポリ袋調理の実演と試食も行い、レシピとポリ袋を配布しました。ご飯・鯖缶の卵とじ・和風パスタ・蒸しパンなどを作り、どれも美味しいと好評でした。初めてのイベントでしたが、思ったより多くの方に参加していただけました。ご協力していただいた会員の方々、ありがとうございました。

【第六地区】
 11月22日に東玉川学園1丁目児童公園の防災倉庫前で防災訓練を行いました。
最初に、玉川学園町内会の有志が作製したスタンパイプ訓練用水栓ボックスを使い、スタンドパイプ・セットを用いた消火訓練(放水なし)が行われました。


 スタンドパイプの取り扱いは初めてという参加者もいて、自主防災隊役員からスタンドパイプ・セットに含まれる資機材の名称、装着方法、取り扱い上の注意点などの説明を受けてから消火作業に至るまでの訓練を行いました。参加者は、消火栓の蓋を開ける消火栓蓋開閉器の操作、消火栓蓋の開閉時と開けた状態での安全確保の説明、スピンドルドライバーによる消火栓の開閉バルブの操作、スタンドパイプの接続、ホース延長と接続、管鎗の接続、管鎗(筒先)の操作方法と保持の体勢、「放水はじめMAX「放水やめ」の合図や伝達方法などの習得に励みました。
 最後に、防災倉庫の資機材(救急救出用具、夜間の活動に必要な照明・発電機器、被災者を搬送する資機材など)の展示と説明がありました。参加者は今年(2020年)購入した発電機、LED投光器、油圧ジャッキなど、いざという時に活躍する資機材に関心を寄せていました。

【その他の地区】
 第五地区は10月17日(ホームページおよび町内会だより前月号に掲載済)に実施しています。第七地区は2021年2月20日(土)午前10時から旭ヶ丘児童公園防災倉庫前にて防災訓練を実施する予定です。

-地区自主防災隊-